ルリの夜

 満月が煌々と輝いていた聖夜の話。真っ暗な部屋の中で、一糸纏わぬ姿をした少女が口を開く。
「そ、それでは、裕章さん。よろしくお願いします……」
 少女の名はルリ。これから始まる情事に、ルリは頬を染めながらベッドの上で微かに震えていた。
「ぁっ、んっ……!」
 裕章の舌先がルリの乳首にそっと触れた瞬間、電流が走ったかのようにルリの身体が弾ける。
「はぁ、はぁ……んっ、んはぁっ、はぁっ!」
「すごく敏感なんだね。見て、もうこんなに濡れてるよ。ん、ふぅっ、ぺろっ……」
 敏感なルリに驚きながらも愛撫を続ける裕章が、今度は具合を確かめようと下腹部の肉壺に指を入れる。
「はぁッ、あぁぁッ、や、やめてッ、ゃぁあっ、あああっ!!」
 第一関節が侵入したところで、ルリは悲鳴を上げて飛び跳ねた。ルリの反応にビックリする裕章だが、それよりも肉壺に溢れる愛汁の濃度に反応が示せない。
「う、うわっ。も、もしかして、もうイッちゃったの? 本当にスゴイ感度だ……敏感なんて言葉じゃ表せないほどだよ」
 事に及び始めて数秒。乳首を舐めながら秘部に指を少し入れるだけで、ルリが絶頂に絶頂を重ねて全身を痙攣させていた。
「ご、ごめんなさい、本当にごめんなさい……こ、こんなハズじゃなかったのですが……」
 ルリが顔を真っ赤にしながら泣きそうな声で謝る。想定外の快楽を前に、ルリの身体が順応しきれていないようだ。感情の起伏が乏しい、いつものクールなルリはそこにはいなかった。
「あ、あの……私のことは後回しにしてください。このまま触られていたら、あ、頭がおかしくなっちゃいそうです。そ、その代わり、お、おフェラしますからっっ」
「はぁ。それじゃあ、お願いしようかな」
 言いながら、裕章は隆起したブツをルリの眼前に差し出した。初めて見る男のペニスに動揺するも、ルリは裕章を悦ばせたい一心でおずおずと舌を伸ばし始める。
「んっ……ぺろっ、れろっ、ちゅぷっ……ぷちゅっ」
 ルリは舌の先端を使ってペニスの亀頭ばかりを刺激する。その拙い動きが逆に裕章を大いに興奮させ、それは思わず背筋をピンと伸ばしてしまう程だった。
「うッ――。なんて、温かくて柔らかい舌なんだっ。そ、それにその動き……かなりのテクニックだなっ」
「んぅぅっ、はっ、ぴちゅっ……い、いえ。こういうことは裕章さんが初めてです。れろっ、ぺろっ……そ、そりゃあ、少しは練習しましたけど……んはぁっ、ぁっ、んぴちゃっ……」
「練習って……なにを使ってフェラの練習してたの?」
「ぴちゅっ、ちゅるっ……れろっ、れるっ……言いたくないです。れろっ、ぴちゃっ、ちゅっ……で、でも練習した甲斐は、あ、あったみたいですね……くちゅっ、ちゅっ……」
 今日という日に備えて、ルリはなにかでフェラの練習をしたという。その割には、ずっと先端への口淫ばかりで単調だが……と、裕章が内心で笑う。
「いまでも気持ちいいけど、もっと色んな刺激がほしいな」
「んはぁっ…………心得ています。……んっっ!」
 と、ルリが亀頭を咥え込んだ。ルリの柔らかい唇の感触がペニスに伝わり、一瞬だけ射精感が垣間見えてしまう。それから、ルリはそのまま尿道から滴る我慢汁を吸い込み始めた。
「んっ、じゅるっ……じゅるるるるるっ、じゅるっ、んっ、ぁっ……んちゅっ、ぢゅるるっ、ごくっ、んっ……ぢゅるっ、ちゅるるっ……ゴクッ……」
「ふぉっ、ば、バキュームフェラか、良いね。うっ、はぁっ、あぁっ……う、上手すぎる……気持ち良すぎるっっ」
 ルリは秘部から愛液を床にボタボタと垂らしながら、際限なく溢れる我慢汁を勢いよく啜っては飲み込むのを繰り返している。
 初めて味わう我慢汁の味に難色を示さないどころか、ルリは裕章のカウパー腺液を啜る毎に表情をうっとりとさせていた。
「ちゅるっ、ぢゅるるるっ……んはぁ……♥ 裕章さんのお汁……とっても甘いです♥ ぢゅぅぅぅぅっ、ぢゅるっ……」
「――ッ!? ん、はぁっ……!」
 蕩けた瞳で見つめられながら、あまりにも妖艶なことを不意打ち気味に囁かれてしまい、一気に射精しそうになる。このまま出すのは勿体なさすぎると、裕章は尻を引き締めて射精を堪えるが、ルリの舌使いに既に一杯一杯だった。
「ぢゅるるっ……ぢゅるっ……んっ……裕章さん、気持ちいいですか……? ちゅぅぅっ、ぁむっ、くちゅっ、にちゅっ、ちゅぅっ……先ほどより、おちんちんが一際硬くなっていて舐めやすいです……んふぅっ、ちゅぱっ、ぢゅぱぁっ……」
 射精を堪えていて気付かなかったが、いつの間にかルリはペニスを奥深くまで咥え込んでいた。しかも、興奮が極まったのか、秘部を自らの指で慰めながら――。
「ぢゅるっ、んんっ、んはっ……ぢゅぅぅぅうっ、ぢゅくっ、ちゅるっ……んふっ、んぁあっ、ぁぶっ、んぶぶうっ……んっ、んっ……ちゅぅっ……♥」
「そんな……自分でやらなくても、このあといっぱい気持ちよくしてあげるのに……」
「んんんっ、んんっ……んはっ、んちゅるるっ、ぢゅるっ、ぢゅぽっ……と、止まらないんですっ……んちゅっ、んっ、ふぁぁっ、ぁっ、ァ゙ッ……♥」
 茹蛸のように顔を赤くしながら涙目で自慰を続けるルリ。口内でじくじくと唾液を煮こぼさせ、フェラの味をより濃厚にさせている。裕章も感極まって射精感を募らせていることを直感的に悟ったルリは、根元から勢いよくペニスを吸い上げた。
「ぁぶっ、んんんんんっ、んぢゅるるるっっ、んぢゅぅぅぅぅぅぅぅっっっ……!!」
 最後のバキュームに、裕章は窄まるルリの口内へと精子を根こそぎ放った。
「んんんっ、んぶぅぅううっ!? んんんーーっ!!」
 くぐもった呻き声を上げるルリ。白濁液を喉奥へと精液が注がれていく。
「んっ、んんっ……ごくっ」
 ルリは、それを一気に飲み込んだ。初めての精液も、ルリはまたも恍惚とした顔を浮かべながら味わっていた。
「はぁ……はぁ……裕章さんのセーシ……飲んじゃいました♥」